6月23日 九州地区インカレ二回戦 vs福岡大学 11:27〜(九州共立大G)



大学 R
大分大
福岡大 X


大分大) 竹本、前田、重武勇-山口雄
福岡大) 古館、安藤-小野

☆野手成績

名前 学年 打率
C 天 根 松江北・2 3 1 0 0 1 .286
D 吉 岡 佐鶴城・2 4 0 0 1 0 .294
B 田 丸 松山北・2 4 1 0 2 0 .445
E 松 嶋 浜田・3 4 2 0 0 0 .438
DH 茂 刈 豊浦・3 3 1 0 1 0 .400
HD 松山司 武岡台・3 1 0 0 0 0 .000
A 山口雄 双国・4 3 0 0 0 1 .500
H 松山樹 川辺・3 3 1 0 0 0 .083
H9 安 在 延岡商・2 1 0 0 1 0 .500
F 阪 上 新浜東・3 4 1 0 1 0 .250
G 古 市 南種子・1 3 0 0 1 0 .333
33 7 0 6 2 .212


二塁打 田丸 
盗塁 天根、阪上

☆投手成績

名前 学年 防率
竹 本 鳥取西・4 6 6 2 2 5 2 91 1.71
前 田 東稜・1 2 1 3 0 0 0 27 0.00
重武勇 鹿児島・1 1 1 0 0 1 1 13 3.60



☆試合評

 九州地区インカレ二回戦。大分大学は九州六大学の雄、福岡大学と対戦した。
 リーグ戦の主力メンバーをスタメンに並べた福岡大は1回裏、大分大先発の竹本(4年・鳥取西)を攻め立てる。失策と安打などで二死二、三塁とすると5番落は右中間を破る先制2点適時打、続く6番林も三塁線を破る二塁打でいきなり3点を先制する。
 しかし大分大はすぐさま反撃。2回表、先頭の4番松嶋(3年・浜田)が安打で出塁。続く茂刈(3年・豊浦)の送りバントは内野安打、更に暴投でそれぞれ進塁し無死二、三塁。続く6番山口雄(4年・双国)は内野ゴロに倒れるものの、7番松山和樹(3年・川辺)の打席で相手投手が2球連続で暴投。2人の走者はいずれも生還し、2-3と1点差に迫る。
 中盤にかけて両投手調子を取り戻したが、5回裏の大分大の守り、四球と犠打、四球で一死一、三塁とされると福岡大3番橋本へのカウント2-1からの外角直球は甘く入り右中間を破る2点適時打となり2-5とリードを広げられる。
 6回表、追いすがる大分大は先頭の田丸(2年・松山北)が三塁線を鮮やかに破る二塁打で出塁。しかし後続が内野ゴロと三振に倒れる。
 その裏大分大は先発竹本から前田(1年・東稜)にスイッチ。前田は緩急自在の投球でこの回を三者凡退に抑える。
 7回表、大分大は先頭の松山和樹が安打で出塁すると、続く阪上(3年・新居浜東)の送りバントを相手捕手が見送り内野安打に。絶好のチャンスだったが、二塁走者の松山が相手捕手の二塁牽制、更にその後も一、三塁と攻め立てるが阪上がオーバーランを相手一塁手に刺され、この回走者が2度憤死。
 8回裏に1点を追加されダメ押しされた大分大は福岡大の前に2-6で敗れ去った。

☆好リリーフ

 公式戦初登板の前田(1年・東稜)は落ち着いたマウンドさばきで2回をテンポの良い投球で無失点に抑え、得点にはつながらなかったものの良い流れの攻めを生み出した。
 右横手から繰り出されるくせ球は今シーズン未だ無失点。楽しみな1年生投手が台頭してきた。

☆強風でフェンス倒壊

 前日に続き強風が吹く荒れた天候になった北九州。試合会場の共立大グラウンドは外野を簡易フェンスで並べて囲っていたが、強風で次々に倒壊。
 一度はタイムがかかったものの、審判の判断により倒壊したフェンスの上を越えて転がった打球は二塁打とするグラウンドルールが急遽採用された。会場の補助員2人がせわしく簡易フェンスを立て直したが、自然の力には勝てず、さながらもぐら叩き?のような状態となる珍事となった。